@article{oai:fukuyama-u.repo.nii.ac.jp:00008838, author = {Akihiro, Michihara and Mai, Shimatani and Kenji, Akasaki}, issue = {29}, journal = {福山大学薬学部研究年報, Annual report of the Faculty of Pharmacy & Pharmaceutical Sciences, Fukuyama University}, month = {Dec}, note = {ウィスターラットの組織におけるmRNAの分布をリアルタイムPCRによって検討した。組織1mgにおけるmevalonate pyrophosphate decarboxylase(MPD)の相対的発現を、内部標準としてglyceraldehyde-3-phosphate-dehydrogenase(GAPDH)を用いて定量化した場合、mRNAレベルは他臓器よりも脾臓と肝臓で著明に高かった。MPDの蛋白質レベルとmRNAレベルとの相関係数は0.847であり、ウィスターラットにおけるMPDの蛋白質レベルがほぼ完全にMPDのmRNAレベルに依存して組織に分布されることを示していた。ウィスター京都ラット(WKY)と脳卒中易発性高血圧自然発症ラット(SHRSP)の肝臓と脳におけるMPDのmRNAレベルを比較した。SHRSPの脳ではなく肝臓における値は、WKYと比べて有意に減少した。また、SHRSPの肝臓における、コレステロールの転写因子であるsterol regulatory element binding protein 2のmRNAレベルは、WKYと同程度であった。これらの結果から、SHRSPの肝臓におけるMPDの蛋白質レベルの減少がMPDのmRNAレベルの減少に起因しており、SHRSPの脳における減少はMPD蛋白質の分解増加が原因であることが示された。, ウィスターラットの組織におけるmRNAの分布をリアルタイムPCRによって検討した。組織1mgにおけるmevalonate pyrophosphate decarboxylase(MPD)の相対的発現を、内部標準としてglyceraldehyde-3-phosphate-dehydrogenase(GAPDH)を用いて定量化した場合、mRNAレベルは他臓器よりも脾臓と肝臓で著明に高かった。MPDの蛋白質レベルとmRNAレベルとの相関係数は0.847であり、ウィスターラットにおけるMPDの蛋白質レベルがほぼ完全にMPDのmRNAレベルに依存して組織に分布されることを示していた。ウィスター京都ラット(WKY)と脳卒中易発性高血圧自然発症ラット(SHRSP)の肝臓と脳におけるMPDのmRNAレベルを比較した。SHRSPの脳ではなく肝臓における値は、WKYと比べて有意に減少した。また、SHRSPの肝臓における、コレステロールの転写因子であるsterol regulatory element binding protein 2のmRNAレベルは、WKYと同程度であった。これらの結果から、SHRSPの肝臓におけるMPDの蛋白質レベルの減少がMPDのmRNAレベルの減少に起因しており、SHRSPの脳における減少はMPD蛋白質の分解増加が原因であることが示された。}, pages = {46--46}, title = {脳卒中易発症ラットと対照ラット間におけるメバロン酸二リン酸脱炭酸酵素の遺伝子発現レベルの比較(発表論文抄録(2010))}, year = {2011} }