@article{oai:fukuyama-u.repo.nii.ac.jp:00008836, author = {Akihiro, Michihara and Mai, Shimatani and Sachiyo, Morita and Kenji, Akasaki}, issue = {29}, journal = {福山大学薬学部研究年報, Annual report of the Faculty of Pharmacy & Pharmaceutical Sciences, Fukuyama University}, month = {Dec}, note = {σ-tocotrienolの引き起こす副作用(細胞からのリソソーム放出と細胞のcholesterol含有量減少)について検討した。また、メラノソーム(リソソームに関連した細胞小器官)の放出についても調べた。β-glucuronidase(メラノソームおよびリソソーム酵素)活性、melanin含有量(メラノソームマーカー)、tyrosinase(メラノソーム酵素)活性は、細胞培養培地において増加しなかったため、リソソーム、メラノソームのどちらも、σ-tocotrienolで処理した細胞からは放出されなかった。Mevalonate pyrophosphate decarboxylase(MPD、cholesterolの合成酵素)は、σ-tocotrienolで処理した細胞において有意に減少したが、cholesterol含有量は減少しなかった。σ-tocotrienolはMPDを引き起こすが、σ-tocotrienolは色素過剰の治療薬または予防薬として、また重症の副作用(cholesterol含有量の減少とリソソーム/メラノソームの放出)を引き起こさないホワイトニングおよび/または美白化粧品の成分として有用となる可能性が示唆された。, σ-tocotrienolの引き起こす副作用(細胞からのリソソーム放出と細胞のcholesterol含有量減少)について検討した。また、メラノソーム(リソソームに関連した細胞小器官)の放出についても調べた。β-glucuronidase(メラノソームおよびリソソーム酵素)活性、melanin含有量(メラノソームマーカー)、tyrosinase(メラノソーム酵素)活性は、細胞培養培地において増加しなかったため、リソソーム、メラノソームのどちらも、σ-tocotrienolで処理した細胞からは放出されなかった。Mevalonate pyrophosphate decarboxylase(MPD、cholesterolの合成酵素)は、σ-tocotrienolで処理した細胞において有意に減少したが、cholesterol含有量は減少しなかった。σ-tocotrienolはMPDを引き起こすが、σ-tocotrienolは色素過剰の治療薬または予防薬として、また重症の副作用(cholesterol含有量の減少とリソソーム/メラノソームの放出)を引き起こさないホワイトニングおよび/または美白化粧品の成分として有用となる可能性が示唆された。}, pages = {44--44}, title = {デルタ‐トコトリエノールで処理したマウスメラノーマ細胞中のメバロン酸二リン酸脱炭酸酵素の減少はリソソームやメラノソームの放出とコレステロール含量の低下に関与していない(発表論文抄録(2010))}, year = {2011} }