@article{oai:fukuyama-u.repo.nii.ac.jp:00008548, author = {齊藤, 幹央 and 宇野, 勝次}, issue = {26}, journal = {福山大学薬学部研究年報, Annual report of the Faculty of Pharmacy & Pharmaceutical Sciences, Fukuyama University}, month = {Dec}, note = {薬疹疑診患者におけるそう痒感の発現率を検討した。また、白血球遊走試験(LMT)により原因薬剤を同定した。対象は薬疹疑診患者310例であり、LMT陽性のアレルギー性薬疹患者は221例(平均50.1歳)であった。基礎疾患は呼吸器疾患が最も多く42.5%を占めた。その結果、そう痒感を訴えた患者は71.9%で、LMT陽性患者がLMT陰性患者より有意に高かった。また、そう痒感を伴った患者群が伴わない患者群よりLMT陽性率は高かった。加齢とそう痒感の発現率は逆相関を示し、潜伏期間が4日以上の患者群におけるそう痒感の発現率は、3日以内の患者群より有意に高かった。LMT陽性薬剤別のそう痒感の発現率は抗菌薬80.2%、非ステロイド系解熱鎮痛剤62.5%であり、前者では白血球遊走促進因子、後者では白血球遊走阻止因子が高く検出された。アレルギー性薬疹では若年、抗菌薬、初感作発現の要因が組み合わさることでそう痒感が高率に発現することが示唆された。}, pages = {65--66}, title = {アレルギー性薬疹における掻痒感の検討(発表論文抄録(2007))}, year = {2008} }