@article{oai:fukuyama-u.repo.nii.ac.jp:00005318, author = {芦田, 貴行 and 沖増, 英治 and 雨村, 明倫}, journal = {福山大学内海生物資源研究所報告}, month = {Dec}, note = {P(論文), 多くの魚類受精卵は浮上卵であり,太陽からの紫外線をはじめとした周囲の環境による影響を直接的に受けやすい海水面で分化し艀化に至る。また,ヒラメの場合においては,特に他の魚類と比べ艀化後約一月の間に大きな形態変化を伴っている。その形態変化は,艀化後約2日令における卵黄の吸収後に生じる肛門の前方移動に始まる。更に4日令においては色素沈着が開始し,6日令においては背鰭前端部鰭条(きじょう)の原基の出現が見られ,その後の約20日間で鰭条の伸長が完了し,体型の側偏及び右眼の移動が観察される。このようなヒラメ受精卵の分化発生および,仔魚初期に生じる短期間の急激な形態変化は,個体に対して大きなストレスを与えているものと考えられる。また,このような一連の形態変化に伴う新生蛋白質合成の活性化,各種ホルモンおよびそのレセプターの出現などによってもストレス蛋白(HSP)の誘導される可能性が高いものと考えられる。本研究では,このように仔魚期の短期間で大きな形態変化を行うヒラメを実験材料として用い,その仔魚期におけるHSPの発現動態を検索するとともに、様々な微細藻類を用いて2次培養を行ったワムシ給餌によるヒラメ仔魚のHSP発現動態への影響について検索した。, Western blot analysis has been employed to demonstrate that heat shock protein (HSP) 90 are present during a larval stage of development of Japanese flounder Paralichthys olivaceus. HSP90 homologue levels of Japanese flounder larvae fed on rotifers Brachionus plicatilis, secondary-cultured with Nannochloropsis oculata or Euglena gracilis, increased dramatically on day 10 after hatching. Those data raise a number of interesting questions regarding the function and regulation of the HSP in Japanese flounder fed on various diets.}, pages = {33--37}, title = {ヒラメ仔魚の発育におけるストレス蛋白(HSP90)発現と各種微細藻類餌料の効果}, volume = {9}, year = {1998} }